無線を使って遠く離れた人と意思疎通を図る。それには無線が発明されてから実用されるまでいろいろな人達の苦労があって、今ある携帯電話なんかもその技術の延長上にある・・・・・・・のか?? まあ、とにかく一時期はキングオブホビーといわれたアマチュア無線だが、今は衰退の一途をたどっているらしい。
確かに今となっては離れた特定の人と話すのは携帯電話で事足りるし、不特定であればインターネットを使えばいい。じゃあ無線で何するの?というところが衰退してしまった原因のようで。
アマチュア無線の楽しみ方は様々で、無線でおしゃべりするのもそうだし、無線機やアンテナを自分で作って、あーでもないこーでもないと楽しむのもそうだし、地球の裏側の人達との交信を目指しているってのもある。
ただ、今のご時勢で何をアマチュア無線に求めるかといわれれば、やはりものづくりの原点、自分で作ったものを自分で使ってみる、に尽きるんじゃなかろうかと。
すでにブラックボックスと化したパソコン、これも自作って言われても今のは単純にパーツを選定して組み合わせるだけで、基板に部品を半田付けしたりロジックアナライザで配線長を調整したりするわけじゃない。これからやろうとしてるのは、CPUのピンひとつひとつの信号線をおっかけて線をつないでどうなるかを楽しもうということだ。
自分が使うものでもはやブラックボックス化が進んで、何がなんだかよくわからないけど便利だから使っている、というものがやたら増えてきた気がする。いや、理解するにしてもかなりな時間が必要となるのでその時間を端折ってるだけなのだろう。
ものの道理や仕組みの根っこがどうなっているのか知らなくても人は生きていけるが、知って楽しむということも出来るのが人なんだ、ということだと納得したい。
・・・だから、そのためにも、お小遣い上げてください(え??
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