Plaxo有料化

2009年8月5日水曜日

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Outlookの予定表をGoogleカレンダーや他のカレンダーサービスと同期させる機能が売りのPlaxoだったが、今まで無料で使用できていた同期機能が突然有料になった。以前は基本機能は無料で使い勝手を良くするためのオプション機能が有料というシステムだったが、私も含めて世の中のユーザーのほとんどは基本機能だけで満足するようだ。おそらく収益が悪化したのだろう。基本の同期機能まで有料としてしまった。

当然有料になっても使い続けるつもりはない。データ同期そのもののニーズは非常に高いものの、それに金を払うかと言われれば、無料の選択肢があればそちらを積極的に選ぶ。ここらへんは日本語IMEとはまったく違う。OSにはMS-IMEが標準でついてくるが、うちは金を払ってATOKを導入している。出先のネカフェでMS-IMEを使うぐらいなら別にかまわないが、自分のPCには必ずATOKを入れている。(もっとも最新版ではなくATOK2008だが・・・これも年ごとにバージョンを上げる理由が見つからない)無料の選択肢があってもあえて金を払ってでも別の選択肢を選ぶ強い動機があるからだ。Plaxoのデータ同期についてはその強い動機が無い。OutlookとGoogleカレンダーの同期はGoogle Calendar Syncを使えば事足りるので、Plaxo関連のツールバーもアンインストールして店じまいとなった。

古くはIntelliSyncがそのPDAとPCのデータ同期ソフトとして君臨していた。ところがPDAが下火になると影も形も見えなくなってしまった。(携帯電話とのデータ同期機能も取り入れたが・・・)PDAと言うスタイルが廃れたのもあるし、唯一残ったWindows Mobile系には最初からActiveSyncという同期機能が備わっていたからというのもある。いずれにせよ複数のデバイスを持つようになった今、共有したいデータ同期させたいデータをどのように扱うかが問題となっている。

昔はFDD、チョイ前ならMO、最近ならUSBメモリか。持ち運んだり、メールに添付したりといろいろやったが、オンラインのファイル同期サービス(たとえばDropbox)が出始めているところを見ると、こういったニーズはかなりあるのだろう。

しかしPlaxoはせっかく掴んだユーザーを手放してしまった。たまにくるメールを見ると、友達を紹介しろとかいまその友達が何やってるか解りますよ的なSNSの方向に行こうとしていたようだが、ちょっと道を間違えたような感じだ。データ同期がメインならくファイル同期にもサービスを広げれば、複数PCのデータ同期はなんでもござれそれごPlaxoってやつだよ!!てな感じでブランドも確立できたろうに・・・

いずれにせよ百花繚乱なSNSに殴り込むだけの何かを持っているかというと、そんなものなんもないわけで、Plaxoの唯一無比の売りは無料でOutlookとGoogleが同期できて有料で他のデバイスとも共有できるよというのが最大の売りだったわけで、それを自ら手放して何をやりたいんだか、そのままSNSの海に沈没してしまうのではないかと、まぁ、もう使わなくなったサービスについて心配しなくても良いんですけどね。

ステッドラーのシャーペン

2009年8月4日火曜日

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製図用具ブランドのSTAEDTLER、カチカチとノックしたときに芯が出る量を調整できる REGシリーズ、なんかこんなギミックて故障するもんだと思ってるのであんまし好きじゃないんだけど、逆にこの手のギミックになんらか心惹かれる自分もいたりして。ギミックといえばクルトガなんて発売と同時に飛びついたんだけど・・・なんか剛性感が不足している感じがいやで3ヶ月ぐらいで使わなくなっちゃったし。

というわけで0.5mm版の925 85-05を買って1年ぐらいになりますか、先端部分をポキっと曲げてしまったんですよ。こうなると当然芯がでずにボキボキ折れてしまいます。普通ならこの時点で買い換えるということなんですが、さすがというかなんというか、この先端部分だけ売ってるんですよ。早速2個注文しました。:-)これが売っているのは当分知らなかったので、曲がった先端をなんとか見た目まっすぐに修正して使っていました。なんとか芯はでるものの、あれ?折れてるな?という場面も多いので、本体買い換えるか~ 今度こそカランダッシュ(リンク先pdf注意)とか買ってみるかなんて夢をしばらく見てたのですが・・・

先端部分を新品に取り替えると書き味まで違う!!(気がする!! なめらかな感じが!!(そんな気がする!! そして芯も折れないっ!! すばらしいっ!!