炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!! , 仮面ライダーキバ 魔界城の王

2008年8月14日木曜日

 

毎度毎度のTOHOシネマズ行ってきました夏休み。完全に子供向けなので「鷹の爪」は出ませんでした。あれ?ポニョんときは出てたのになぁ。


炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!

冒頭から戦闘シーンで子供のハートをがっちりわしづかみ(死語)おまけに再生怪人達が登場したかと思ったら(「再出荷」という言葉とともに登場するそのセンスにゃ恐れ入りました)やはり一瞬でやられるという古典的お約束もばっちり踏襲。歴史は着実に積み重ねられてますぞ。しかしこの劇場版はほとんど別世界での話がメインとなるため、テレビ版のガイアークずっこけ三人衆は早々に退散。最後まで出てきません(奈央さんは別キャストとして出てきますけどね!!)

内容は別として最近のテレビシリーズよりも単純な話となっているのが気になるところ。確かにハデなのはハデなんだけど、話の奥行きというか妙というのがまったく感じられないのが残念。出てきた別次元の炎神もなんだかなあって感じで、こりゃ最後テレビシリーズに出てくるかもしれないなとも思ったり(そういうことがないような終わり方だったけどね)なんだかテレビシリーズの方がおもしろかったなあと再確認する次第でありました。

ちなみに舞台であるサムライワールドには、あの先生が出演されています。ええ、あの先生ですよ!!



仮面ライダーキバ 魔界城の王

大半の子供の受けが悪かったキバ。もちろん製作側も解ってるようでもちろんキバの対象年齢はこんな映画を見に来る子供達ではありません。その親たちがメインターゲットです。テレビシリーズも22年前の話と今の話がザッピングしながら進むので、未就学児童やら小学校低学年程度じゃ話の筋が完全に理解できるとは思えません。劇場版もその線で行くかと思いきや、22年前からあの二人を現代にひっぱってくるという大技を見せました。テレビシリーズじゃダークヒーロー街道まっしぐらのあの人が22年前に行きましたけどね。

劇場版では主人公がキバだということが周囲の人に解っているというシーンがあり、テレビシリーズを補完するという位置づけ(去年の電王がそうだったけど)ではなく、まったくのアナザーストーリーとなってます。しかし、キバが代々受け継がれているということ、主人公の父親であり22年前パートの主人公である紅音也が伝説的なことをしてるってことがわかるので、まぁ、テレビシリーズの後半で明らかになるでしょうが、楽しみです。

時を超え親子の対面となり協力しつつコトを進めてるんですが、敵が弱いのが残念です。並のファンガイアじゃない所を見せたレジェンドルガも登場時はテレビシリーズで良いところナシの名護イクサを手玉にとるわけですが、終盤ではけっこう簡単に音也イクサに倒されてしまいます。(音也イクサがファンガイアを倒すシーンはテレビシリーズでもめったに観れないので必見です)

新しいキャラである仮面ライダーレイも、出てきた割にはシナリオに絡むことなく、これまたイクサに倒されてしまいます。あれ?君はなにしに出てきたの?って感じですね。狂言回しなら狂言回しらしくもうすこし粘って欲しかったんです。ここらへん、昨年の電王ウィングフォームのような展開があればよかったんですけど、今回はまったく別物ですからね・・・・

ということで後半はCG空中戦でお茶を濁してるのでまったくおもしろくなくなってしまいました。ただ、ヘルメットが破壊されてとれた音也イクサとエンペラーフォームキバとの共闘は、ちょっと目頭ががが。音也かっこええええ。

ということで、ゴーオンジャーと違ってイロイロつめこみ過ぎで消化不良なキバでしたが、なんだかダメな映画ほど書くことが多いということで今日は終わりです。

あ、あと、電王の新しい劇場版が秋に公開されるようです!! やはり人気ありますね〜〜〜

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